こんにちは。RINNGOです!
「いかなごのくぎ煮」おいしいですよねぇ~。大好きです^^
「いかなごのくぎ煮」って釘を入れて炊くの~?って思ってたわたしなんですけど いえいえ。炊きあがったカタチが「釘」に似ていることから「くぎ煮」という名前になったんだそうですよ~。
数年前までは スーパーで作られたものを購入していたのですが やっぱりね~ 生のいかなごをおウチで炊いたものって 売ってるものよりもやわらかくて 自分好みの味に作ることができるので すごくおいしいんです♪
「作ってみたいけど 上手に炊けないし・・・」「ボキボキ折れるから無理~!!」「むずかしいし~!」って思ってられる方 挑戦してみませんかー?
つい数年前までは ワタシも 失敗するから無理~って思っていた人です。
しかも 一度作って 大失敗して ボッキボキに折れて 「これがくぎ煮?」というレベルで まるで「煮魚」になった経験もあります(笑)
そんな私でも いかなごを炊くときの鉄則を守りさえすれば 失敗なく炊くことができるようになったんです^^
もくじ
2018年、いかなごの価格は?
3年ほど前は いかなごの価格は 1kg約1000円前後で、我が家では2kg炊いて友達にもおすそわけをしたのですが。
2017年、いかなごの不漁で 価格が高騰し、去年は1kg4000円近くになり 炊くのを断念しました。(さすがにあまりの高さにムリでした)
そして 2018年 1kg2500円~3000円の間ぐらいの価格ででています。
まぁ それでも高いんですけど、去年よりも価格が下がってるし やっぱりやわらかくておいしいいかなごを食べたいので 今年は1kgだけ炊くことにしました。
さぁ それでは一緒に作ってみましょう~。
「いかなごのくぎ煮」の材料
あくまでも 我が家流ですので 甘い、辛いの量は適当に調節してくださいねー。
- いかなご1kg(2月下旬ごろから3月上旬までスーパーで売ってるかと思います。予約の場合もありますのでスーパーにお問い合わせください)
- ザラメ250g(我が家が使っているのは スプーン印 中ザラ糖)
- 醤油180cc(約ワンカップです)
- 酒(料理酒)60cc
- みりん60cc(我が家が使っているのは タカラ 本みりん )
- しょうが1袋(スーパー青果コーナーで売っているしょうがを1袋でOK)
- お好みで”実さんしょ”(生山椒) (我が家が使っているのは すでに味付けタイプのブンセン みざん)
鉄則1:いかなごは新鮮さが命!買ったらその日のうちに調理して。
ぴっかぴかのいかなご、いかなごは 身が縮みやすいので「鮮度が命」と言っても過言ではありません。
できれば買ってすぐ、無理なら 買ったその日のうちに炊くということをオススメします。
鉄則2:いかなごをお鍋にいれるタイミングはここ!
いかなごをお鍋に入れるタイミングはめっちゃ大事!間違えると失敗の可能性大!!
いかなごは 調味料を煮立たせる前に入れる!!←これを守るだけで 成功に近づきます^^
鉄則3:絶対にお箸で混ぜないこと!
これは ついついやりがちやし、おいしそうに炊けてきたら めっちゃくちゃお箸でかき混ぜたくなる衝動にかられるんです。
でも 絶対にお箸で混ぜないでください~。混ぜると 確実にボッキボキに折れちゃいます。わたしは以前これで失敗しました。
3つの鉄則を頭に入れて 調理スタート!
①いかなごをお水で(お湯はNG)やさしく洗ってザルにあげます。(ごしごしはダメです)
いかなごに直接お水をかけないのがポイント。
できれば ボールの上にザルをおいて その中にお水をためてやさしく洗うほうがいいと思います。
②ザラメ、醤油、酒、みりん、しょうがを入れて 火にかける前にいかなごを入れます。(鉄則2)
生の実山椒を使われる場合は ここで一緒に入れます。
我が家のように炊いたタイプの山椒を使う場合は 一番最後に入れますのでここでは入れません。
全体に手で軽く混ぜます。(お箸は使いません)
③火は強火で
え?強火で大丈夫なの?
ハイ!大丈夫です!ただし 強火にしていますので 火のそばにいてください。
我が家では ウチにあるお鍋の中で一番大きなお鍋でたいています。
煮汁が全体にいきわたりやすいかな~と思うので あえて大きなお鍋を使っています。
お鍋のフタをせずに強火で炊いていきます。
強火で炊いていくと プツプツと泡が出始めます。
こんな感じです。
もう少し炊いていくと
泡が こんな感じで出てきます。
④お鍋のフタは使いません
上の写真のように 泡が出てきたら アクをとって アルミホイルの真ん中に穴をあけたものをかぶせます。
お鍋のフタは使いません。使うのは アルミホイルの真ん中に穴をあけた「落としぶた」の代わりになるものだけ。
雑くてすみません。こんな感じで 穴をあけて上にかぶせます。
⑤20分くらい強火で炊きます。
キッチンタイマーを20分セットしてスタート。20分間は強火です。
本来はアルミホイルをした状態で炊きますが 写真を撮りたかったので ちょっとめくってみました。
汁が少なくなってきました。
このあたりで めっちゃくちゃお箸を使いたい衝動にかられるんですけど 絶対にお箸で混ぜないでください。(しつこい・・(笑))
お鍋とか いかなごの量によって時間は違うかもしれませんので 実際は 焦がさないように汁が少なくなるまで 目でみて強火で炊く時間を決めてください。
⑥汁が少なくなったら 振り混ぜます。
汁が少なくなって これぐらいに煮詰まってきたら 振り混ぜます。
しつこいんですけど ここでも 絶対にお箸を使って混ぜないでください。
お鍋の持ち手をしっかりと持って お鍋を振って手前に引くような感じで数回混ぜます。
こうすることで 底の部分が上に回ってきます。
汁につかった底の部分が上にあがってきたので 色がとってもきれいになってます。
⑦弱火で 煮詰めます。
炊いたタイプの山椒を使う場合は ここで入れます。あまり炊かない方が香りがいいです。
濃い味のいかなごがお好きな方は 少し長めに、あっさりが好きな方は 汁が底に残っているぐらいで火を止めます。
⑧ザルにあげます
煮汁がもったいないので ボールの上にザルをのせて 炊きあがったいかなごをのせてさましていきます。
いかなごが釘のような状態になっていますね^^折れずにきれいに炊けました♪
ザルにあげてさましていくうちに ほどよいかたさに仕上がってきます。
山椒がきいていて めっちゃくちゃおいしいですよ~。
いかなごのくぎ煮は冷凍保存もできます
1kgも炊いても多いし~・・・って思っている方!「いかなごのくぎ煮」は冷凍保存ができます。サランラップで小分けにして冷凍して
欲しいときに 自然解凍で食べることができます。これなら いつでも食べることができます^^
保存期間は 常温だと約1ケ月ぐらい、冷蔵だと半年ぐらい、冷凍だと1年でも大丈夫です。
「いかなごのくぎ煮」って賞味期限がけっこう長いんですよね~^^
だからこそ 旬の時期に炊いて ずっと食べたいですよね♪
ちなみに 少しだけいかなごを取っておいて ほんの一つかみでOK!「いかなごのかき揚げ」も最高!
一応 作り方は1kgのいかなごの作り方なんですけど この時期「いかなごのかき揚げ」もなかなかにおいしいので ほんのひとつかみだけいかなごを取っておいて 「いかなごのかき揚げ」も作られてみると これまた今しか食べれないし 楽しむことができます。
いかなごがやわらかいので かき揚げもすごくおいしいですよ~。
この記事が「いかなごを自分で炊いてみたい~」って思っている方の参考になればうれしいです。